20代のHiroが不動産投資に至るまで Vol.09 【完】
=前回までのあらすじ=
大学の「宇宙工学」で挫折 ⇒ 金持ち父さんに心酔 ⇒ リーマンショックで投資家デビュー ⇒ 戦略的就職 ⇒ FXでニヤニヤ ⇒ FXで死亡 ⇒ 世の真実を勉強 ⇒ 借金コワクナーイ ⇒ ?
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さてさて、銀行からお金を借りることに対して
もはや抵抗がなくなったワタクシ。
さて、そうなると、浮かんでくる言葉があります。
金持ち父さんの言う「OPM:Other people's money」。
ここでいうother peopleというのは、基本的には銀行のこと。
銀行にお金を借りて、それを元手にビジネスをする。
元金+利息は銀行にバックするが、残った利益は自分のもの。
まぁ、なんてスバラシイ!!
といったことを、金持ち父さんも言っています。
特にこの本のP169。
要は、レバレッジを効かせられるということです。
とはいえ、易々と銀行がお金を貸してくれるワケではない 。
では、銀行からお金を借りやすいビジネスはなんだろうか??
逆に言うと、
お金を借りる口実として、銀行がお金を貸しやすい理由はなんだろうか??
銀行の立場に立つと、銀行が最も困るのは、
貸したお金が返ってこないこと。
ということは、
貸した金額相当の担保を借主が持っているなら、銀行は貸しやすい。
担保といえば、やっぱり不動産。。。
ならば、
不動産という担保価値のあるものを購入するために銀行にお金を借りる。
ということなら、お金を借りやすいだろう。
そして、その不動産から賃貸収入があがれば、それは自分のもうけ。
なるほど、だから不動産なのか!!
ようやく『20代のHiroが不動産投資に至るまで』のゴールにたどり着きました。
ゼエゼエ
紆余曲折ありましたが、すべてが1つの線につながり、不動産に行き着いたのです。
結局は、金持ち父さんに書いてある通り、
「資産を買おう!不動産を持とう!」
というだけです。
ただ、私が本気で不動産投資を始めようと思ったきっかけは、
やっぱり、お金に関する勉強をすることで借金に対する恐怖がなくなったこと、
要はメンタルブロックを自ら解除できたことだったと思います。
繰り返しになりますが、
私なりの「なぜ不動産なのか」に対する理解を整理すると、
- ビジネスをするなら、レバレッジを効かせるためにも銀行からの融資を引いて行いたい(大きな額でやった方が、リターンも大きいから)
- ならば、銀行から融資を引きやすいビジネスが望ましい
- 担保評価のある「不動産」を基にしたビジネスだと、比較的融資は引きやすい
- 収益不動産を購入し、その担保評価をもとに銀行から融資を引き出す。また、不動産そのものからあがってくる賃貸料が利益となるビジネスは、ビジネスモデルとしてなかなか優秀
おおよそこんなところ。(他にもいろいろな考え方はあるかもしれない。)
自分なりに、いろいろと失敗もし、勉強もし、遠回りもし、
その結果、落ち着くべきところに落ち着いたという感じ。
ようやくこの考えに行き着いたのが2013年の暮れ。
『よーし、2014年は、不動産投資を本気で始めるぞ』
と鼻息が荒くなったのは、言うまでもない。
2014年にスタートした最初の一棟については、
また別のタイトルで紹介しようと思う。
『20代のHiroが不動産投資に至るまで』は
これにて完結。
めでたしめでたし。
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本当に長々とお付き合い頂きありがとうございました。
私のバックグラウンドも併せてお話してまいりましたが、
「FXや株もやったけれど、結局やっぱり不動産だよな」という結論です。
あとは、FXや株なら『トレーダー』。
不動産なら『経営者』。
どちらが良い、悪い、ということはないのですが、
自分は『経営者』が良いなと。そんなところです。
ではまた!!