伯楽に学んだ、不動産投資、最初の物件の選び方
不動産投資を始める方で、
最初の物件は、どんなのを買えばいいのだろうか??
という疑問を持たれる方は、非常に多いようです。
私もそうでした。
今回は、「最初にどんな物件を買うか?」について、
私は当時どう考えたか、ちょっと思い起こしながら紹介しようと思います。
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2014年1月。
今年こそは不動産を持つぞ
と私は意気込んでいました。
『さて、まずは勉強、勉強っと。』
不動産に関する本を読み漁ります。
何冊か読むと、不動産投資の大枠とか、基本的な用語は大体わかってきます。
(収益還元だとか、積算だとか・・・)
となると、次は、物件探し。
さてさて、どんな物件にし・よ・う・か・な ♪
ふむふむ、築古一棟アパートがいいのか!!
ほうほう、戸建も悪くなさそうだ。。。
むむ、都内のワンルームの方が良さそう?????
って、どれやねん!!!!!泣
さて困りました。
どれがいいのか、さっぱりわかりません。
『うーむ、こういう時は、どうすべきか・・・』
そんなときに、ふと思い出したのが、
韓非子・伯楽の言葉。
愛する所には駑馬を相するを教う
優れた馬を見分ける名人伯楽は、
愛する者には駑馬(劣った馬・ノロい馬)の鑑定法を教え、
愛さない者(憎んでいる者)には名馬(駿馬)の鑑定法を教えたという。
滅多にいない駿馬の鑑定法より、駑馬の鑑定法の方が役に立つの意。
これを不動産に置き換えて考えれば、
- いい物件の見分け方
よりも
- ダメ物件の見分け方
の方が価値がある、ということ。
『ならば、取り返しのつかないようなダメ物件さえ選ばなければ、
あとは何とかなるだろう。』
↓
『ダメ物件とは如何なるものか、それを調べよう!!』
と、考え方は変わり、さっそく聞き込み調査。
ちょうどそのころ、ビリオネアクラブのセミナーに参加していたので、
セミナー後の懇親会(要は、大家さん同士の飲み会)に参加して、
いろいろと聞き出すことに。
すると、現役大家の先輩方が口をそろえておっしゃっていたのが、
「区分はやめとけ!後で足かせにしかならん!」
これで方向性は決まりました。
区分はやらない = 一棟アパートを買う
こんな経緯で、最初は一棟アパートからスタートすることに決めたのです。
(※区分マンションも、戦略的に保有するのはおそらくアリだと思う。
なので、区分マンション投資を完全に否定するわけではないし、
私もいずれやらないとも限らない。)