「1000円を入れると1200円が買える自販機」から考える、不動産投資を始める心構え
もし仮に、この世の中に
「1000円を入れると1200円が買える自販機」
があったとします。つまり、自動的にお金が1.2倍になるわけです。
あなたは、この自販機に、1000円入れますか?
おそらく、多くの人が入れるのではないでしょうか?
では、ここからが問題です。
6台の自販機があります。
- 「1000円を入れると1200円が買える自販機」
- 「1万円を入れると1万2千円が買える自販機」
- 「10万円を入れると12万円が買える自販機」
- 「100万円を入れると120万円が買える自販機」
- 「1000万円を入れると1200万円が買える自販機」
- 「1億円を入れると1億2千万円が買える自販機」
このうち、1台だけを1回だけ使えるとします。
あなたはどうしますか?
例えば、1つの現実的な回答としては、
「今ある貯金から出せるのは100万だから、
「100万円を入れると120万円が買える自販機」
になるかなー」
でしょうか。
そうすれば、もうけは
120万ー100万=20万
ですね。
でも、ちょっと待ってください。
入れるお金は「あなたのお金」ではなくてもいいのです。
もし銀行から1億円(金利5%)を借りたとします。
すると
「1億円を入れると1億2千万円が買える自販機」
を使うことができ、あなたのもうけは
1億2千万円ー1億円ー500万円(銀行に支払う利息)=1500万円
となります。
さらにこれなら、自分の貯金が0の人でもできちゃいます。
つまり、
お金を殖やすには、自分が大きな元手をもっていることよりも、
お金を殖やす仕組み(上記の例では自動販売機)を持っている、知っている
ことの方が大事。
ということです。
言い換えると、
借金をしてでも、大きいビジネスをやるウマミがここにある
ともなります。
(要は、レバレッジ、ですね。)
この「お金を殖やす仕組み」として、とっても優れているのが不動産です。
それは、
- 自分の努力と工夫次第で、「自販機」の性能を改善することができるから
- 不動産そのものを担保とすることで、比較的銀行融資を得やすいから
です。
また、最初の自動販売機の例に戻りますと、
なかには
「いや~、銀行からお金借りれたとしても、
1000万までなら入れられるけど、1億円はなんとなく無理だなぁ~」
と感じた方、また、
「1000万や1億という数字を見ただけで、自分には関係の無い物に見えてしまった」
方もいるかもしれません。
それはあなた自身が、
自分に対して限界を作ってしまっていることになります。
少しずつ、その「メンタルブロック」を解除していきましょう。
このブログを通しても、そのお手伝いをしていきたいと思いますし、
不動産に関する入門書、また、
私がそうであったように、こちらの記事
20代のHiroが不動産投資に至るまで Vol.08 - 理系大家Hiroの 『20代だからこそ不動産投資』
で紹介しているお金に関する書籍を読んだりすると、
少しずつほぐれていくと思います。