貸借対照表(B/S)における資産と負債を理解する③
さて、資産と負債の関係について、貸借対照表をベースに
2回にわたりご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
債務超過(信用棄損)の状態が、あまりに『ヒドイ』状態になると、
それ以上融資を受けられなくなる、というのがポイントでした。
これは、逆に言うと、『純資産』が非常に大切だということになります。
貸借対照表の『純資産』が潤沢にある人には、
銀行の方から「お金を借りてください!!」とお願いしてくることもあるようです。
(すごいですね!!)
よく「資産○億を築いた」といった類の本が巷にあふれていますが、
あれはおそらく、「純資産」ではなく、あくまで「資産」のことです。
一方、ちゃんと『純資産○億』と書かれている本もあります。
たった4年! 学生大家から純資産6億円を築いた私の投資法 借りて増やす技術
- 作者: 石渡浩
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/04/21
- メディア: 単行本
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両者の意味が全く違うことを、ご理解いただけますよね?
ここまでわかると・・・
例えば、資産2億といっても、
銀行から2億円借りて、2億円の資産(不動産)を買ったというだけ
のことであれば、なんか、特別な人じゃなくてもできそうな気がしませんか?
そうなんです。
それだけのことなんです。
全く特別なことではありません!!
こういったことを一つ一つ理解していくことが、
不動産投資へのハードルを下げることにつながると思います。
ではまた!!