なぜ自宅よりも賃貸用不動産を先に買うべきなのか?
世間の多くの人は、投資用不動産の前に、自宅用不動産を買います。
(というか、投資用不動産を買おうと考える人なんて、ほんの一部?でしょうか。)
一方、不動産投資をされている先輩方は、
「自宅を買うのは最後。まずは投資用不動産を買うべき。」
と口をそろえておっしゃいます。
どちらが正しいのでしょうか?
まぁ、「金持ち父さん貧乏父さん」を読まれた方は
十分ご承知かと思いますが、
答えは、
「投資用不動産を先に買うべき」
です。
では、それはなぜでしょうか?
その答えも、金持ち父さんが言っています。
ざっくり言うと、
「他の人が返してくれる借金はいい借金」
⇒不動産投資の借金はいい借金なので、まずはこちらでキャッシュフローを作る
「自分で返さないといけない借金は悪い借金」
⇒自宅の借金は自分で返さないといけないので、先に投資用不動産を買い、
そこから上がってくるキャッシュで自宅を買うべき
自宅を買うための借金(いわゆる住宅ローン)は
借りた本人が頑張って返さないといけない借金です。
もし借主が、サラリーマンとしての収入しかない人であれば、
サラリーマンの収入の中で返さなければなりません。
もし、ある日突然、
- 病気
- リストラ
で働けなくなったら、返せなくなります。(コワーイ)
一方、不動産投資の借金は、入居者が払ってくれる家賃で返済していくので、
実質、返済するのは入居者。
仮に、入居者がある日突然、
- 病気
- リストラ
で働けなくなったら・・・?
その人は、その部屋に居続けることがができません。
そして、他に家賃を払える(=借金を返済できる)人が代わって入居する。
それだけです。
そうです。 これは、
自宅と賃貸用不動産は、どちらを先に買うべきか?
という問題ではなく、
自宅を買うための借金と
賃貸用不動産を買うための借金
どちらが返済できなくなるリスクが高いか?
という話です。
投資用不動産を軸とした資産をしっかり構築し、
不労所得として潤沢なキャッシュが得られるようになったら、
それから自宅でも車でも、好きなものを買えばよい。
自分のモノは最後に買う。
これが投資家の鉄則でしょう。