不動産投資におけるマーケティング『3C』 ~無料で使える調査ツールもご紹介~
物件を選定するときには、いろんなことを調べなければなりません。
とはいえ、何か
軸
がないと、調べるにも、調べられません。
どんなビジネスでも、
マーケティング観点の『3C』が大切だといわれます。
・顧客(Customer)
不動産でいうところの入居希望者ですね。
顧客はどんな部屋を望んでいるのか?
1Rや1Kが人気なのか、2LDK・3DKといったファミリー向けが需要があるのか。
・競合(Competitor)
これは周辺の競合となる物件の調査です。
飽和状態にある、もしくは需要過多で供給が不足している物件はどんな物件か。
そういった観点です。
・自社(Company)
これは自分の所有する(所有しようとしている)不動産に相当します。
所有する不動産はどんな特徴をもっていて、なにがウリなのか?
これから買おうとしている不動産は、いまどんな状態にあるのか?
こうした調査なくしては、不動産から安定した収益を得ることは難しくなります。
不動産投資はビジネスです。
物件の購入を検討するときは、少なくともこれら3つの観点での事前調査は
必須です。
さて、こうしたマーケティング調査の際に使えるツールがいくつかありますので、
紹介してみたいと思います。
①HOME'S 見える!賃貸経営
不動産投資家の間では有名なサイト。
各エリアの相場家賃や、
物件検索数&空き物件掲載数割合などなど、
物件購入前のエリアマーケティング、市場調査に使えるサイトです。
顧客(Customer)と競合(Competitor)の調査に使えます。
②SUUMOみんなの街
住みたい街を探すなら SUUMOみんなの街 | SUUMO(スーモ)
こちらは不動産投資家向けというわけではありませんが、
「HOME'S 見える!賃貸経営」を補完するツールとして使えます。
各エリアに多い家族構成(単身世帯・DINKS・ファミリーなど)は
こちらで調べられます。
顧客(Customer)の調査に使えます。
さて、となるとあとは
自社(Company)
の調査ツールがほしいところですが、、、
これはもう、
自分で収支計画書を作ったり、
自分で現地を見て物件の状態を見たり、近隣の雰囲気を見たり、
といったことで判断することになります。
最初のうちは、一人で行っても何もわからないので、
不動産投資をされている先輩にお願いして、同行してもらうのが一番良いと
思います。
また、場合によっては、物件の近くの不動産管理会社の人にお願いして
いっしょに見てもらう、というのもアリです。
各種ツールをどんどん活用して、
いい物件をどんどん取得していきましょう!!!