サラリーマン大家に積極融資する高金利銀行から借りることはダメなのか?
不動産投資家の方ならみなさんご存知の銀行、サラリーマン大家に積極融資する、金利4.5%銀行があります。
不動産融資にしては金利が高いものの、長い融資期間で借りることができ、何より不動産経営未経験のサラリーマン大家でも、比較的容易に借りることができる、アリガタイ銀行様です。
この銀行から金利4.5%で借りることに対して、その是非を問う声をよく聞きます。
- 本当にそんな高い金利で借りて大丈夫なのか?
- その銀行から借りても、他の銀行に借り換えができず、行き詰るのではないか?
今回は、こうした疑問に対する私なりの考えを示したいと思います。
私なりの考えは、
その銀行から借りても賃貸経営が回るなら、アリ
となります。
考え方の1つとして、金利が高いということは、逆に言うと、
『いずれ金利を圧縮するとキャッシュフローが劇的に改善できる余地がある』
ということになります。
※ただし、高い金利でもマワる物件を購入することが大大前提ですよ!!
言い方を変えると・・・
「高金利銀行から融資を引くから利回りが高くないとダメだよね」
というテイで、業者からは高利回り物件を購入し、いずれは利率を下げることで、爆発的なキャッシュフローを得る、ということになります。
とはいえ、1棟買ったくらいで、いきなり金利交渉なんか、やってはいけません。
サラリーマン属性を利用して、高い金利でもニコニコしながら、買えるだけ(借りれるだけ)買います。
そして、実績をある程度積んだころに、その銀行と金利交渉をしたり、借り換えをしたりして、金利を下げていく。
すると、キャッシュフローが劇的に改善する。
というロジックです。
ちなみに、私の知り合いに、4.5%銀行から借りて、今では金利が1.9%になっているサラリーマン投資家がいます。
やればできるということです。
また、『借り換えが本当にできるのか?』という点ですが、この時に「買えるだけ買う」ということが効いてきます。
要は、1棟だけではなく、複数棟を所有していて、なおかつそれらの賃貸経営をしっかり回しているという実績があるわけですから、他の銀行としては、
「お持ちの物件をまとめて全て、うちでやらせてください!!^^」
という話になりやすいです。
1棟だけではなく、複数棟で、規模で考えることが重要です。
不動産は規模のビジネスです。
大きな規模で不動産を持っているということは、1部屋退去することによるダメージが少ないだけでなく、銀行に対して交渉するときの大きな交渉材料にもなります。
実際にこのロジックで成功されている方も多数おられますし、いろいろと勉強した中では、この考え方で不動産投資を進めることが、最も早くゴールにたどり着けるように思います。